日経プレミアシリーズ『健康診断という「病」』
- 亀田高志 著
- 定価(本体850円 +税)
- 新書判 並製 224 ページ
- 978-4-532-26359-1
「直前の禁酒がリスクを増大?」
「ストレスチェックでわかるのは、会社のブラック度!?」
「がんは見つけられない?」
「大人になっても、なぜ毎年身長を測るのか」
――。元産業医が明かす、残念な「職場の健康管理」。
内容紹介
本書は、20年以上前から産業医として勤務した著者が、現場で直面した様々なエピソードを交えながら、多くのビジネスパーソンが抱く疑問に答えつつ、効果的な健診結果やストレスチェックの使い方、個人で最低限受けるべき検診などを解説し、働く人にとっての真の健康やエピソードを紹介します。
本書「まえがき」より
定期健康診断の直前にあわててお酒を控えたり、炭水化物を減らしたり、腹囲を測定する瞬間にお腹を引っ込める人もいます。しかし、毎年こんなことを繰り返しても、残念ながら健康につながる効果はありません。職場の定期健診などの健康管理は、必ずしも働く人を守ってはくれないのです。そのような環境の中で、いかにして自身の健康を守っていくのかを知っていただくことが、本書の目的です。
本書の目次から
第1章 残念な健康診断」の実態
第2章 職場でなぜがん検診が受けられないのか
第3章 職場の健康管理は何が問題なのか
第4章 ストレスチェックで分かる会社のブラック度
第5章 会社の健康度は、メンタル不調で分かる
第6章 期待できる健康管理は、どうやってつくるか
著者略歴
亀田高志(かめだ・たかし)
株式会社健康企業 代表、医師。1991年産業医科大学卒業。企業立病院での臨床研修を経て、大手日本企業や外資系企業での産業医を11年間務める。母校の産業医養成機関の講師を経て、2006年に同大学が設立したベンチャー企業の創業社長に就任。16年に退任後、現職専従となり、現在は企業や自治体等でのコンサルティングや研修、講演、執筆活動に注力している。
著者メッセージ
毎年、行なわれている定期健康診断や新しいストレスチェック制度を通じて、従業員や部下の方々はどんどん元気になっていると思いますか?
そうではないなとお感じなら、本書の中にその理由と元気を取り戻すヒントがあります。
現代の日本では65歳から70歳まで働くことが必須ですが、既存の健康管理だけでは、その基礎となる元気は維持できません。
仕事中心で毎日、頑張っておられる方にこそ、20年以上の実務経験から得た本書の内容を活かしていただければ幸いです。
株式会社健康企業 代表・医師 亀田高志
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