国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額を引き上げる案を提示 最高109万円に(社保審の医療保険部会)

公開日:2024年10月31日

厚生労働省から、令和6年10月31日に開催された「第184回 社会保障審議会医療保険部会」の資料が公表されました。

今回の議題の一つに、「国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額について」が含まれており、報道などでも話題になっています。

令和7年度の国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額を、次のように引き上げる案が示されています。

●基礎賦課(課税)分………………………引上げ前: 65万円→引上げ後: 66万円

●後期高齢者支援金等賦課(課税)分……引上げ前: 24万円→引上げ後: 26万円

●介護納付金賦課(課税)分………………引上げ前: 17万円→据え置き: 17万円

★合計…………………………………………引上げ前:106万円→引上げ後:109万円

これが決定されれば、国民健康保険の保険料(税)の賦課(課税)限度額は、4年連続の引き上げとなります。

詳しくは、こちらをご覧ください。

<第184回 社会保障審議会医療保険部会/資料>

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44778.html

「社会保険の法律」関連記事

「労務コンプライアンス」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

オンライン 2024/11/27(水) /13:30~17:30

【オンライン】はじめての給与計算と社会保険の基礎セミナー

講師 : 社労士事務所Partner 所長 西本 佳子 氏

受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。

DVD・教育ツール

価格
31,900円(税込)

経験豊富な講師陣が、初心者に分かりやすく説明する、2024年版の年末調整のしかた実践セミナーDVDです。
はじめての方も、ベテランの方も、当セミナーで年末調整のポイントを演習を交えながら学習して12月の年末調整の頃には、重要な戦力に!

価格
6,600円(税込)

法律で求められることとなった介護に関する周知事項を網羅するとともに、個々人が最適な仕事と介護の両立体制をつくる上で必要な一通りの知識をまとめたのが本冊子です。
ぜひ、本冊子を介護制度の周知義務化対応としてだけでなく、介護離職防止策や介護両立支援策の一環としてご活用ください。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE