令和4年10月28日、厚生労働省から、令和4年9月分の一般職業紹介状況が公表されました。これによると、「有効求人倍率(季節調整値)」は、「1.34倍」となり、前月の1.32倍から0.02ポイント上昇しました(9か月連続の改善)。
また、同日、総務省から公表された令和4年9月分の「完全失業率(季節調整値)」は、「2.6%」となり、前月の2.5%から0.1ポイント上昇しました(4か月ぶりに悪化)。
なお、完全失業者数は187万人(前年同月に比べ7万人の減少)となり、15か月連続で減少しています。有効求人倍率が改善されたことについては、「宿泊業などで、水際対策の緩和や全国旅行支援の開始を前に利用客の増加を見込んだ求人が増えたこと」などが、要因と分析されています。
完全失業率が悪化したことについては、「新型コロナウイルス感染症の落ち着きなどを受けて、より良い条件の仕事に就くための自発的な離職が増えたこと」などが、要因と分析されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和4年9月分)について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28728.html
<労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)9月分及び7~9月期平均(総務省)>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000233.html