令和4年3月4日、厚生労働省から、令和4年1月分の一般職業紹介状況が公表されました。
これによると、「有効求人倍率(季節調整値)」は、1.20倍となり、前月の1.17倍から0.03ポイント上昇しました(2か月ぶりに改善)。
また、同日、総務省から公表された令和4年1月分の「完全失業率(季節調整値)」は2.8%で、前月の2.7%から0.1%上昇しました(2か月ぶりに悪化)。
有効求人倍率については、人手不足が続く製造業や情報通信業を中心に求人数が大幅に増え、求職者数の伸びを上回った形となっています。
しかし、1月中旬からオミクロン株により新型コロナウイルス感染が再拡大したため、その影響が2月以降の数値に現れるものとみられています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和4年1月分)について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24086.html
<労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)1月分(総務省)>
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/index.html