令和7年1月31日、厚生労働省から、令和6年12月分及び令和6年分の一般職業紹介状況が公表されました。
また、同日、総務省から、同月分・同年分の労働力調査の結果が公表されました。
これらにより、有効求人倍率と完全失業率が明らかにされています。
●令和6年分(年平均)について
・有効求人倍率
→「1.25倍」で、前年に比べ0.06ポイント低下(3年ぶりに低下)
・完全失業率
→「2.5%」で、前年に比べ0.1ポイント低下(2年ぶりに改善)
●令和6年12月分について
・有効求人倍率
→「1.25倍」で、前月と同水準
・完全失業率
→「2.4%」で、前月に比べ0.1ポイントの低下(3か月ぶりに改善)
令和6年平均の完全失業率が改善したことに関し、雇用情勢は底堅く推移し、緩やかに持ち直しているなどと分析されています。
しかし、引き続き、物価上昇などが雇用に与える影響に留意する必要がありそうです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<厚労省:一般職業紹介状況(令和6年12月分及び令和6年分)について>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_49776.html
<総務省:労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)12月分、10~12月期平均及び2024年(令和6年)平均>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000274.html