労災事故は本来あってはならないものですが、どんなに事故防止策を講じていても、発生してしまう可能性があります。
では、いざ労災事故が起きてしまったら――。
会社にはどんな対応が求められるでしょうか。
突然のことに慌てふためき、現場における初期対応、事故発生状況に関する情報収集、関係各所への事故発生報告、また、被災した従業員が治療を受けるとき、休業するときの労災保険給付請求手続きなど、さまざまな対応に苦慮する会社が多いのではないでしょうか。
特に、労災保険給付手続きについては、会社は被災した従業員に協力する義務があります。ここで対応を誤ってしまうと、のちに被災した従業員から訴えられることにもなりかねません。
そこで、人事労務担当者や現場の管理職のみなさんが、労災事故発生後の実務を迅速かつ適切に進められるよう、そのポイントと注意点をぎゅっと凝縮し、コンパクトにまとめた小冊子をご用意しました。
ご執筆いただいたのは、長年にわたり労働基準監督署で労災補償分野の業務経験を積まれ、現在、社会保険労務士として、労災全般に関する各種相談業務、数多くの労災認定に関するセミナー、労災保険実務講習会等で講師を務めておられる、たかはし社会保険労務士事務所の高橋健先生です。
労災実務の経験のない方でもわかりやすく、また、幅広い業種で活用できる汎用性の高い内容となっております。
社労士の先生方が顧問先企業様にアドバイスする際の資料として、営業ツールとして、さまざまな用途でお役立ていただける一冊です。是非、有効にお使いください。
「労災事故が起きてしまったら」小冊子の内容(A5判・24ページ)
1.事故発生時の対応フロー
2.現場対応
3.関係方面への通報
4.労災保険給付請求手続き
5.労働基準監督署への報告
6.災害調査等への対応
7.再発防止策検討
8.備忘録
9.おわりに