令和5年度の雇用保険料率 財源確保のため引き上げか(労政審の雇用保険部会)

公開日:2022年12月20日

 

厚生労働省から、令和4年12月19日に開催された「第179回 労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会」の資料が公表されました。

今回の議題は、雇用保険制度などです。
雇用保険の財政運営等について資料が公表されています。

注目は、令和5年度の雇用保険料率です。

縮小されたとはいえ当面は続く雇用調整助成金の支給や、労働移動円滑化・人への投資への支援の強化に万全を期すとともに、雇用情勢が悪化した場合にも十分な対応を図るためには、雇用保険の財政基盤の安定が不可欠とされており、財源確保を図るためには、雇用保険料率も原則に戻す必要があるようです。

具体的には、雇用保険料率(ここでは、一般の事業に適用される率のみを紹介)は、激変緩和措置で引き下げられており、現在は、1.35%(労0.5%、使0.85%)となっていますが、これを、原則に戻し、1.55%(労0.6%、使0.95%)とする方向で動いているようです。

詳しくは、こちらをご覧ください。
<第179回 労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29809.html

 

「社会保険の手続き」関連記事

「日常の労務手続き」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

オンライン 2024/11/27(水) /13:30~17:30

【オンライン】はじめての給与計算と社会保険の基礎セミナー

講師 : 社労士事務所Partner 所長 西本 佳子 氏

受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。

DVD・教育ツール

価格
31,900円(税込)

経験豊富な講師陣が、初心者に分かりやすく説明する、2024年版の年末調整のしかた実践セミナーDVDです。
はじめての方も、ベテランの方も、当セミナーで年末調整のポイントを演習を交えながら学習して12月の年末調整の頃には、重要な戦力に!

価格
6,600円(税込)

法律で求められることとなった介護に関する周知事項を網羅するとともに、個々人が最適な仕事と介護の両立体制をつくる上で必要な一通りの知識をまとめたのが本冊子です。
ぜひ、本冊子を介護制度の周知義務化対応としてだけでなく、介護離職防止策や介護両立支援策の一環としてご活用ください。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE