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クラウドファンディングの基礎知識

 ここ数年、 金融機関・ベンチャーキャピタルを頼らない新たな資金調達法としてクラウドファンディングに注目が集まり、 市場規模も大きく成長しています。
 クラウドファンディングとは、「クラウド(群衆)+ファンディング(資金調達)」からなる造語で、インターネットを通じて「不特定多数の人々(クラウド)から少額ずつ資金を調達(ファンディング)する」ことを意味しています。
 本稿では、クラウドファンディングの代表的な5種類とその特徴をご紹介します。

■購入型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディングとは、企業家の起案プロジェクトに対して支援者がお金を支援し、支援者にはそのリターンとしてモノ・サービスを提供するクラウドファンディングです。購入型という名の通り、モノ・サービスを売買する感覚のクラウドファンディングです。

■寄付型クラウドファンディング
寄付型クラウドファンディングとは、企業家の起案プロジェクトに対して支援者がお金を寄付するクラウドファンディングです。寄付であるため、見返りとしてモノ・サービスなどの提供を行うことは基本的にありません。

■融資型クラウドファンディング
融資型クラウドファンディングとは、事業者が仲介して資産運用したい個人投資家から小口の資金を集め、大口化したところで借りたい企業に対して融資を行うクラウドファンディングです。
支援者である個人投資家は、利息をリターンとして得ることができます。融資型クラウドファンディングは金融商品となるため、仲介事業者は「貸金業法」や「金融商品取引法」などの規制対象とされます。

■株式型クラウドファンディング
株式型クラウドファンディングとは、個人ではなく企業が行う資金調達の方法で、個人投資家へ未公開株を提供する代わりに資金を募る仕組みをもったクラウドファンディングで、別名、投資型クラウドファンディング、株式投資型クラウドファンディングとも呼ばれています。

■ファンド型クラウドファンディング
ファンド型クラウドファンディングは、株式型と同様に企業が行う資金調達方法で、特定の事業に対して個人投資家から出資を募るクラウドファンディングです。
投資家は、リターンとして、売上高に応じた分配金を受け取ることができます。また、投資家への特典として、投資先の企業の商品やサービス、あるいは割引券などがもらえる場合もあります。