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掛けててよかった連鎖倒産防止共済

取引先の経営不振が原因で、 自社に万が一の事態が起こる。連鎖倒産は絶対に回避しなければなりません。そこで、連鎖倒産防止の仕組みの一つとして、中小企業倒産防止共済制度(連鎖倒産防止共済)があります。


■加入資格
業種等によって以下のとおりです。

1.製造業、建設業、運輸業等
資本金額3億円以下又は、従業員数300人以下

2.卸売業
資本金額1億円以下又は100人以下

3.サービス業
資本金額5千万円以下又は、100人以下

■掛金の額
月々の掛金は5,000円から200,000円までの範囲とされていて、5,000円きざみで自由に選べます。ただし、掛金総額の積立限度額は800万円とされています。
また、掛金は増額・減額ができますが、減額の場合は事業経営の著しい悪化等の一定の要件が必要となります。


■加入者への貸付け
共済金の貸付けの条件は、無担保、無保証人、無利子です。ただし、共済金の貸付けを受けた場合、共済金貸付額の10分の1に相当する掛金の権利が消滅します。
返還期間は貸付金額により5~7年(据置期間6か月)で貸付元金について毎月均等償還です。なお、取引先が「夜逃げ」、「内整理」等の場合は貸付けを受けられません。


■掛金の税法上の取り扱い
掛金は会社等の法人の場合は税法上の損金、個人事業の場合は事業所得の必要経費に算入できます。