HOME 実務解説 人事制度・賃金制度 人事制度10の間違い【その7】 評価の平均はB評価とすべきである → 本当か?

人事制度10の間違い【その7】 評価の平均はB評価とすべきである → 本当か?

一般的な評価制度では、S評価はめったに出さない、評価の平均はBであるべきだ、という定説があります。社内での競争、順位付け、相対評価のもとでは平均をBとすべきですが、「育てる人事制度」ではすべての人がS評価となることが好ましいのです

人を育てる目的の人事制度であれば、評価の平均をBにしなければならない理由はない

 どうして優秀な社員が増えてS評価がどんどん出てはいけないのだろうか。どうして評価の平均はB(S、A、B、C、Dの5段階評価の場合)にすることが必要なのだろうか。

 この理由を考えてみると、(1)平均的な社員がB評価であるべきであり、そんなに優秀な社員が多く居たり、D評価が多く居たりするのはおかしい、そして(2)昇給などを計算する場合、平均がBでないと人件費が予算以上に膨らんでしまう可能性がある、などが考えられますが、どうも本能的に平均B説が正しいと思い込んでいるのかも知れません。

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