厚生労働省から、令和3年度「厚生年金・国民年金の収支決算の概要」が公表されました(令和4年8月5日公表)。
これによると、令和3年度決算における歳入歳出差は、 厚生年金は+5,804億円、国民年金は+1,983 億円でした。
積立金については、厚生年金の積立金は9兆8,478億円の黒字、国民年金の積立金も2,303億円の黒字でした。
積立金の残高は、厚生年金の積立金は194兆615億円、国民年金の積立金は10兆5,642億円となり、いずれも過去最高。
厚生年金と国民年金を合わせた積立金の合計は204兆6,256億円で、初めて200兆円を超えたということです(いずれも時価ベース)。
令和3年度は、ロシアによるウクライナ侵攻や米国の金融引き締めの前までは、世界的に株高であったため、積立金の運用が好調だったようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3年度「厚生年金・国民年金の収支決算の概要」を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000174346_00013.html