厚生労働省から、「令和2年度 人口動態職業・産業別統計の概況」が公表されました(令和5年3月3日公表)。
この統計は、出生、死亡、死産、婚姻及び離婚の人口動態事象と職業及び産業との関連を明らかにし、厚生労働行政施策などの基礎資料を得ることを目的として5年に一度作成されるものです。
今回公表された令和2年度の結果のポイントは、次のとおりです。
●出生
第1子について、出生時に母が有職である割合は62.9%で、前回(平成27年度)の45.8%から17.1ポイント上昇
●死亡
主な死因別死亡数の構成割合を男女別にみると、有職・無職とも悪性新生物〈腫瘍〉が最も多く、有職では男性37.2%、女性38.4%
●婚姻
夫妻とも有職の割合は80.1%で、前回(平成27年度)の73.8%から6.3ポイント上昇
●離婚
妻の有職の割合は70.6%で、前回(平成27年度)の63.6%から7.0ポイント上昇
報道でも、第1子出生時に母が有職である割合が大幅に上昇(45.8%→62.9%)していることが話題になっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和2年度 人口動態職業・産業別統計の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/tokusyu/20jdss/index.html