次世代育成支援対策推進法施行規則が改正され、認定基準が改正されるとともに、新たな認定制度「トライくるみん」が創設され、令和4年4月1日から施行されることになっています。
さらに、不妊治療と仕事との両立に取り組む企業を認定する制度も創設され、同日から施行されることになっています。
この度、その詳細(新たなマークなど)が明らかになりました(令和4年3月14日公表)。
今回の改正のポイントを確認しておきましょう。
改正点1 くるみん認定及びプラチナくるみん認定の認定基準を引き上げます
□「くるみん認定」は、次世代法に基づき、一定の要件を満たした企業が、子育てサポート企業として受けることができる認定制度です。
令和4年4月から、男性の育児休業等取得率の引き上げなど認定基準が改正されます。
□「くるみんマーク」は、くるみん認定を受けた企業が使用できるマークです。認定基準の引き上げに伴いマークが改正されます。
新しい「くるみんマーク」は、令和4年4月以降に、新基準のもとで認定を受けた企業が使用できます。
□ 「プラチナくるみん認定」は、くるみん認定を受けた企業が、より高い水準の取組を行い、一定の要件を満たした場合受けることができる認定制度です。
令和4年4月から、男性の育児休業等取得率の引き上げなど認定基準が改正されます。
なお、マークの変更はありません。
改正点2 くるみん認定及びプラチナくるみん認定の認定基準の引き上げを踏まえ、新たな認定制度「トライくるみん」が新設されます。
□トライくるみんの認定基準は、現行のくるみん認定と同様です。
「トライくるみんマーク」も新設されました(「おくるみ」の色が淡い黄緑色)。
改正点3 不妊治療と仕事との両立がしやすい環境整備に取り組む企業を認定する制度を新設します。
□3種類のくるみんマークに、それぞれ「プラス」が追加されます。
そのデザインも公表されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<子育てサポート企業「くるみんマーク」が新しくなります!
新たな認定制度「トライくるみん認定」・不妊治療と仕事との両立企業に「プラス」もスタート!>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24410.html