令和4年11月11日に開催された「第8回 全世代型社会保障構築会議」の資料が公表されました。
今回の会議では、全世代型社会保障の構築について、ヒアリングなどが行われました。
勤労者皆保険の実現に向けた方向性について、次のような意見が出ていることなどが、報道で取り上げられていました。
●5人未満を使用する個人事業所や、週労働時間20時間未満の短時間労働者を被用者保険の適用除外にしている規定についても見直しを進め、被用者保険の適用拡大を図るべきであり、そのための実務面での課題や国民年金制度との整合性等にも配慮しつつ、具体的な方策について着実に検討を進めるべき。
また、複数の事業所で勤務する者(マルチワーカー)で、特に、労働時間等を合算すれば適用要件を満たす場合については、当該事業所においては20時間未満の場合でも適用する際に生じる技術面や事務的な課題等に留意しつつ、マイナポータルの活用も含め、具体的な検討を早急に進め、実現の道を探るべき。
今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第8回 全世代型社会保障構築会議/資料>
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/dai8/gijisidai.html