厚生労働省から、令和5年5月30日に開催された「第4回 社会保障審議会年金部会」の資料が公表されました。今回の年金部会において、「次期制度改正に向けた主な検討事項(案)」が提示されました。その検討事項には、次のようなものが含まれています。
□現役期と年金制度の関わり
・被用者保険の適用拡大(勤労者皆保険)
・子育て支援等
・障害年金
・標準報酬月額の上限
□家族と年金制度の関わり
・遺族年金
・女性の就労の制約と指摘される制度等(いわゆる「年収の壁」等)
・第3号被保険者制度
・加給年金
□その他の高齢期と年金制度の関わり
・高齢期の働き方(在職老齢年金制度等)
・基礎年金の拠出期間延長
・マクロ経済スライドの調整期間の一致
・年金生活者支援給付金
年金部会では、令和6年末の取りまとめに向けて、令和5年夏からそれぞれの課題について議論を開始するということです。詳しくは、こちらをご覧ください。
<第4回 社会保障審議会年金部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/nenkin_230530.html