厚生労働省から、「令和3年労働組合基礎調査の概況」が公表されました(令和3年12月17日公表)。
ポイントは次のとおりです。
●労働組合数、労働組合員数及び推定組織率
・労働組合数―23,392組合 (前年より369組合(1.6%)減少)
・労働組合員数―1,007万8千人(前年より3万8千人(0.4%)減少)
・推定組織率―16.9%(前年より0.2ポイント低下)
〔参考①〕女性の労働組合員数及び推定組織率
・労働組合員数―347万人(前年より3万4千人(1.0%)増加)
・推定組織率―12.8%(前年と同水準)
〔参考②〕パートタイム労働者の労働組合員数及び推定組織率
・労働組合員数―136万3千人(前年より1万2千人(0.8%)減少)
・全労働組合員数に占める割合―13.6%(前年より0.1ポイント低下)
・推定組織率―8.4%(前年より0.3 ポイント低下)
労働組合員数は、トータルでは減少、パートタイム労働者も減少していますが、女性については増加しています。
推定組織率は、前回調査で11年ぶりに上昇しましたが、今回調査では、再び低下しました。
前回調査で過去最高を記録したパートタイム労働者の推定組織率も、今回調査では低下に転じました。
なお、報道でも、パートタイム労働者の労働組合員数が初めて低下したことなどが取り上げられています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和3年労働組合基礎調査の概況>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/roushi/kiso/21/index.html