「全国社会保険労務士会連合会(連合会)」は、令和5年3月6日に、労働・社会保障制度及び人事労務の実務に携わる社会保険労務士の視点に基づく提言として、「人を大切にする企業と社会の実現に向けて」(政策提言・宣言)を公表しました。
その趣旨・ポイントは次のとおりです。
- 本件は多様で柔軟な働き方の創造、導入及び浸透を目的に、働き方改革の専門家としての実務・知見に基づいた提言及び宣言を行うものである。
- この提言の取りまとめにあたっては、全国の社会保険労務士(社労士)から広く意見募集を行い、とりわけ柔軟な働き方の推進を中心とする働き方改革の流れを阻害している法制度や、現場で不公平・非効率な運用を生んでいる法規制など、現行法制度において改善すべきと思われる点として17項目〔大別6項目〕の提言を取りまとめた。
- また、「働く」ことの価値観や働き方などが多様化するなか、社労士は人的資本経営の専門家であることを宣言している。
連合会では、この提言を起点として、労働法・社会保障制度及び人事労務の専門家であり、労使双方の視点を併せ持つ社労士の知見に基づく政策提言を、今後も継続的かつ積極的に発信することとしています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「人を大切にする企業と社会の実現に向けて」政策提言・宣言を公表>
https://www.shakaihokenroumushi.jp/Portals/0/doc/nsec/senryaku/2023/230306_seisakuteigen_press.pdf
2023/3/9