【人材不足時代の障害者雇用】障害者社員の職場定着の方法

公開日:2025年4月25日

 

障害者社員の職場定着の方法


<ラグランジュサポート株式会社 代表取締役 木下文彦/PSR会員

連載:人材不足時代の障害者雇用はこちら

過去の調査では、精神障害者の就職1年後の定着率は5割弱、最も定着率が高い発達障害者でも7割強でした。(「平成29年 障害者の就業状況に関する調査研究」JEED)

障害者社員が安定したパフォーマンスを出せるような支援のポイントや上司や先輩社員の関わり方について、入社直後から1年経過までを各フェーズに分けて解説します。

本稿では、入社から1年経過までの期間に絞って、障害者社員の定着と上司・先輩の関わりについて見ていきます。この期間を、以下の図表のように、オンボーディング期、エンゲージメント形成期、アダプテーション期の3つに分けています。

図表 定着のためのポイントと上司・先輩の関わり

オンボーディング期(入社〜3か月目程度)

連載:人材不足時代の障害者雇用は毎月更新いたします。

 

プロフィール

木下文彦

ラグランジュサポート株式会社(https://lagrange-s.com/) 代表取締役
特定社会保険労務士、中小企業診断士

前職では主に法人営業および営業企画に従事し、人事部では障害者雇用部門の責任者として、採用・定着・教育研修・評価など全社70 名の雇用管理全般を統括した。
独立後は企業に対する障害者雇用コンサルティングを展開し、障害者雇用促進を通じて、障害の有無にかかわらず社員がここで働きたいと思える会社づくりを支援している。

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