協会けんぽ(全国健康保険協会)から、令和6年7月25日開催の「第130回 全国健康保険協会運営委員会」の資料が公表されました。
今回の議題は、「令和5年度決算・事業報告について【付議】」、「2025(令和7)年度~2029(令和11)年度の収支見通しの前提について」などです。
令和5年決算 については、収入(総額)が11兆6,104億円、支出(総額)が11兆1,442億円となり、収支差は4,662億円になるということです。
2025(令和7)年度~2029(令和11)年度の収支見通しについては、「全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律(令和5年法律第31号)*」による影響も試算に盛り込むことなど、その前提が紹介されています。
*主な改正の概要
・出産育児一時金支援金について、支給費用の一部を後期高齢者も支援する仕組みとする。
・後期高齢者の医療給付費を公平に支えあうため、後期高齢者負担率を見直す。
・前期高齢者の財政調整において、被用者保険において1/3総報酬割を導入する。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第130回 全国健康保険協会運営委員会の資料を掲載しました>