厚生労働省から、令和6年2月27日に開催された「第32回 社会保障審議会企業年金・個人年金部会」の資料が公表されました。今回の部会において、「社会保障審議会企業年金・個人年金部会における議論の中間整理(案)」が提示されています。
この部会では、令和5年度において設定した次に記載する私的年金制度に関する主な視点に基づき、令和5年4月から令和6年2月まで4回のヒアリングと8回の議論を重ねてきましたが、これまでの議論を、中間整理として取りまとめることとされ、今回、その案が提示されました。
視点1 国民の様々な働き方やライフコースの選択に対応し、公平かつ中立的に豊かな老後生活の実現を支援することができる私的年金制度の構築
視点2 私的年金制度導入・利用の阻害要因を除去し、より多くの国民が私的年金制度を活用することができる環境整備
視点3 制度の運営状況を検証・見直し、国民の資産形成を促進するための環境整備
具体的な内容には、確定拠出年金の拠出や給付の在り方なども含まれており、今後の動向に注目しておく必要があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第32回 社会保障審議会 企業年金・個人年金部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38068.html