経団連が「2022年度規制改革要望」を取りまとめ 年次有給休暇の取得義務の緩和などを再要望

公開日:2022年9月8日

 

経団連(日本経済団体連合会)は、会員企業・団体からの提案を踏まえ、Society 5.0の実現に必要な人の活躍促進、地域活性化、GXを3つの基軸として、規制改革要望63項目を取りまとめ、公表しました(令和4年9月7日公表)。

具体的には、「デジタル改革の積み残し(2021年度の再要望)」が9項目、「多様な価値創造を実現する規制・制度改革(新規要望)」が54項目となっています。

「デジタル改革の積み残し(2021年度の再要望)」には、次のような内容も含まれています。

  • 柔軟な働き方を実現する環境整備

  ・年次有給休暇の取得義務の緩和

  ・在宅勤務手当の「割増賃金の基礎となる賃金」除外項目への追加 など

  • 業務効率化等による働き手の生産性向上

  ・給与支払明細書、給与所得の源泉徴収票の電子化に向けた本人承諾の見直し

  ・年初における所得税の扶養控除等申告書提出の廃止 など

経団連では、政府・関係各所において規制改革に全力で取り組むよう、強く求めることとしています。

 どのような要望が行われたのか、興味があればご確認ください。

<2022年度規制改革要望(経団連)>

http://www.keidanren.or.jp/policy/2022/078.html

2022/9/8

 

「労働時間・休日の法律」関連記事

「労務コンプライアンス」に関するおすすめコンテンツ

ピックアップセミナー

オンライン 2024/11/27(水) /13:30~17:30

【オンライン】はじめての給与計算と社会保険の基礎セミナー

講師 : 社労士事務所Partner 所長 西本 佳子 氏

受講者累計5,000人超!2009年から実施している実務解説シリーズの人気セミナーです!
給与計算と社会保険について基礎からの解説と演習を組み合わせることで、初めての方でもすぐに実務に活用できるスキルが習得できます。

DVD・教育ツール

価格
31,900円(税込)

経験豊富な講師陣が、初心者に分かりやすく説明する、2024年版の年末調整のしかた実践セミナーDVDです。
はじめての方も、ベテランの方も、当セミナーで年末調整のポイントを演習を交えながら学習して12月の年末調整の頃には、重要な戦力に!

価格
6,600円(税込)

法律で求められることとなった介護に関する周知事項を網羅するとともに、個々人が最適な仕事と介護の両立体制をつくる上で必要な一通りの知識をまとめたのが本冊子です。
ぜひ、本冊子を介護制度の周知義務化対応としてだけでなく、介護離職防止策や介護両立支援策の一環としてご活用ください。

おすすめコンテンツ

TEST

CLOSE