「『人的資本可視化指針』(案)に関する意見募集」について、令和4年6月29日から、パブリックコメントによる意見募集が開始されています。
この指針は、次のような背景から策定すべきであるとされたものです。
・競争優位の源泉や持続的な企業価値向上の推進力は「無形資産」に
・人的資本への投資はその中核要素であり、社会のサステナビリティと企業の成長・収益力の両立を図る「サステナビリティ経営」の重要要素
・今や多くの投資家が、人材戦略に関する「経営者からの説明」を期待
・経営者、投資家、そして社員をはじめとするステークホルダー間の相互理解を深めるため、「人的資本の可視化」が不可欠
↓そこで
特に「人的資本に関する資本市場への情報開示」の在り方に焦点を当てて、既存の基準やガイドラインの活用方法を含めた対応の方向性について包括的に整理した手引きとして、「人的資本可視化指針」を策定すべき
なお、「人材戦略」の在り方について提言した「人材版伊藤レポート(2020年9月)」及び「人材版伊藤レポート2.0(2022年5月)」と、この指針を併せて活用することで、相乗効果が期待できるとしています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
意見募集の締切りは、令和4年7月29日となっています。
<「人的資本可視化指針」(案)に関する意見募集について>
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060220629&Mode=0