国税庁から、「令和4年版 源泉徴収のあらまし」が公表されました(令和3年12月14日公表)。
この「源泉徴収のあらまし」は、令和3年9月1日現在の所得税法等関係法令の規定に基づいて、源泉徴収の事務に携わっている方に、令和4年における源泉徴収の仕組みやその内容を十分理解していただくために作成されたものです。最初に、「税制改正等の内容」が紹介されています。
令和4年の源泉徴収事務について、大幅な改正はありませんが、押印義務の見直しや電子化などが進み、手続きが簡潔に済むようになってきていることがわかると思います。
また、退職所得課税について、令和4年分から、短期退職手当等に関する改正が行われていますが、その改正の内容も説明されています。
本編では、「給与所得の源泉徴収事務」のほか、「退職所得の源泉徴収事務」、「公的年金等の源泉徴収事務」、「報酬・料金等の源泉徴収事務」なども取り上げられています。
「給与所得の源泉徴収事務」を中心に、必要に応じて確認するようにしましょう。詳しくは、こちらをご覧ください。
<「令和4年版 源泉徴収のあらまし」を掲載しました>
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/gensen/aramashi2021/index.htm