令和6年11月29日、厚生労働省から、令和6年10月分の一般職業紹介状況が公表されました。
また、同日、総務省から、同月分の労働力調査の結果が公表されました。
これらにより、令和6年10月分の有効求人倍率と完全失業率が明らかにされています。
●有効求人倍率
→「1.25倍」で、前月に比べて0.01ポイント上昇(2か月連続で“上昇〔改善〕”)
●完全失業率
→「2.5%」で、前月に比べて0.1ポイント上昇(3か月ぶりに“上昇〔悪化〕”)
有効求人倍率については、物価高による業績圧迫で求人を控える企業と、人手不足や賃上げ機運の高まりで求人を増やす企業の両方があり、小幅な動きになっています。
完全失業率については、前月に比べて0.1ポイント悪化しましたが、完全失業者数は減少傾向にあり、労働市場にも拡大の動きがみられることなどから、雇用情勢は悪くないと分析されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和6年10月分)について
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45900.html
<労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)10月分>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000272.html