厚生労働省では、厚生労働大臣の記者会見を毎週2回(通常、火曜日と金曜日)実施し、その概要を公表しています。
令和6年11月12日の会見では、106万円の壁の解消についても、質疑応答が行われています。
記者:被用者保険の適用拡大に関してお伺いします。現在、国民の手取りを増やす観点から、政府・与党では103万円の壁の引き上げが検討されています。年金部会で検討されている106万円の壁の解消は、厚生年金加入者の老後の保障が充実する一方で、目先の手取り収入の減少も見込まれます。労働時間の抑制が進むとの批判もありますが、拡大をする意義について改めて教えてください。
大臣:被用者保険の適用拡大については、被用者にふさわしい保障を享受できるようにするとともに、働き方に中立的な制度とする観点から重要であると考えており、その実施にあたっては、年金や医療保険の給付の充実といったメリットをしっかり周知していく必要があると考えています。本年7月に公表した公的年金の財政検証では、制度改正のオプションの1つとして、ご指摘のような被用者保険の適用拡大に係る条件を含めて試算をしているということはご承知の通りですが、具体的な見直しの方向性については、現在、社会保障審議会年金部会において検討されているところであり、現時点でその内容は定まっているものではありません。引き続き、社会保障審議会年金部会等において関係者の意見を伺いながら、年末に次期年金制度改革の方向性を取りまとめられるよう、丁寧に対応していきたいと考えています。
今回の会見では、そのほか、闇バイト問題や、マイナ保険証に関する質疑応答も行われています。
タイムリーな話題に関する質疑がありましたので、厚生労働大臣がどのように応答したのか、確認しておきたいところです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<厚生労働大臣記者会見概要(令和6年11月12日)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000194708_00751.html
※厚生労働大臣記者会見概要のトップページはこちらです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/index.html