厚生労働省は、令和6年3月に大学や高等学校などを卒業して就職を予定していた人のうち、内定取消しや入職(入社)時期繰下げ(延期)となった方の状況(令和6年6月末現在)を取りまとめ、公表しました(令和6年7月19日公表)。
新卒者を雇い入れようとする事業主等は、内定の取消しや入職時期の繰下げを行う場合、ハローワークに通知する必要がありますが、この取りまとめは、それらの通知内容を集計したものです。
その結果のポイントは、次のとおりです。
●採用内定取消し状況/各数値は令和6年6月末現在のもの
・令和6年3月新卒者の内定取消し→25( 2 )事業所・47( 2 )人
[参考]令和5年3月新卒者の内定取消し→25事業所・42人
●入職時期繰下げ状況/各数値は令和6年6月末現在のもの
・令和6年3月新卒者の入職時繰下げ→1( 1 )事業所・1( 1 )人
[参考]令和5年3月新卒者の入職時繰下げ→1事業所・4人
※( )内の数値は、主として令和6年能登半島地震の影響によるもの
なお、内定取消しが「事業活動縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない」などの要件に該当する場合には、事業所名を公表できることになっており、令和6年3月新卒者に係る内定取消しについては、公表対象となる事業所が1つありました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和6年3月新卒者内定取消し等の状況を公表します(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000184815_00050.html