<労働安全コンサルタント 野間 義広>
「労働災害」は、様々な要因が絡み合って発生するものですが、先日発表された第14次労働災害防止計画に向けた論点(厚生労働省労働基準局安全衛生部計画課)によりますと、労働災害の現状と災害の内容や各種経済指標から推察される増加要因は以下のとおりとなります。
①作業行動に起因する災害(転倒・腰痛等)が増加していること。
②高年齢労働者が増加していること(より一層の安全配慮が必要+休業長期化)。
③中小事業者・第3次産業における安全衛生対策が不十分であること。
「第14次労働災害防止計画に向けた論点(厚生労働省労働基準局安全衛生部計画課)」より引用