デライト式「承認カード®」は、大切な人を認め、モチベーションを引き出すカードです。
『個人と組織の成長』を大切に組織人事や労務管理、個人のキャリア開発、教育研修を支援しているデライトコンサルティング株式会社と提携し、デライト式「承認カード」を取り扱っています。
※「承認カード®」はデライトコンサルティング株式会社の商標登録です。
- デライト式「承認カード®」を自社内の研修でご利用される場合:デライト社とのライセンス契約なくご利用いただけます。
- デライト式「承認カード®」を商業利用としてご利用される場合:原則、デライト社とのライセンス契約が必要になります。ただし、ライセンス契約がない方でも、受託研修で使うテキストは独自で作成したものを使用し、「承認カード®」はデライト社のものであることを明記していただければ、「承認カード®」をご利用いただけます。なお、ライセンス契約がない方は「承認カード®」の画像を自社HP等に掲載したり、宣伝や集客に使用することはできません。
1.「承認カード」とは
デライト式「承認カード」は、大切な人を認め、モチベーションを引き出すカードです。
言葉によって認めたりほめたりすることによって、最も承認の効果を得られるであろう項目を厳選・体系化し、50枚のカードにして見える化したものです。
デライトコンサルティング株式会社では、日本の承認研究の第一人者である同志社大学太田肇教授の承認に関する理論と実証研究の成果をもとに、承認をカード化することに取り組み、試行錯誤を重ね、体系化・カード化することに成功しました。
「承認カード」は、自分の承認力を客観的かつ即座に把握できます。また、厳選された承認項目が体系化され、カードになっているため、上司・部下・同僚と楽しくかつステップ学習によって承認力を確実に身につけることができます。
「承認カード」は、認める方法論やノウハウを確立したツールであり、いま日本の職場で一番必要な承認が正しく確実に身につく究極の承認メソッドです。
同志社大学太田肇教授のメッセージ
「承認カード」は上司や管理職の承認を手助けするだけでなく、もしかするとわが国の「ほめない文化」を変えてくれるかもしれない。ぜひ、その活用を勧めたい。
いつも周囲に反抗的な態度をとり、「問題児」の烙印を押されていた社員が、顧客から頼りにされていることを伝えられたとたんに目の色が変わって優良社員に変身したという。モンスターペアレンツの言動に耐えられず毎年二桁の教員が辞めていた幼稚園で、経営者が教員の仕事ぶりを認め、感謝を伝えるようにしたところ離職者がゼロになったそうだ。
このような承認の効果が注目されはじめ、「ほめて育てる」「ほめてやる気を出させる」ことが流行になりつつある。しかし承認の効果を裏付ける実証的な研究は皆無に近い。そこで私は2008年から企業、役所、病院、学校などで承認の効果を実証的に研究してきた。そして、そこで得られたエビデンスをもとにさまざまな組織で効果的な承認の方法を指導・助言している。
ところがいざ実践するとなると、ほめたり認めたりすることは意外に難しいことがわかってきた。アメリカ人などと違って日本人はシャイであり、わが国にはほめる文化が根付いていない。また、いきなりほめたり認めたりするのは不自然である。そのため現場では承認の取り組みがなかなか広がらない。
そこで、承認のツールが必要になる。その有力なツールが承認カードである。
口でほめるには勇気がいるが、カードでなら伝えやすい。また、言葉と違ってもらったカードは残るので効果も長続きする。しかも達成水準に応じてカードを変えたり、受け取ったカードを整理して自己分析に用いたり、さまざまな使い方ができる。実に便利な承認のツールである。
同志社大学政策学部
教授 太田 肇
承認(認める)とは
相手が気づかない優れた能力、資質、業績(貢献)、成長、可能性などについて、その事実を本人に伝え、自覚させること
相手を人間として尊重するなら「ほめる」より「認める」ことの方が大切です。承認にはありのままを本人に認識させる誠実さがあります。
承認の目的
承認の目的は次の3つです。
承認の効果
承認は正しくすると下図に あるプロセスを経て、個人と会社・組織にとって、 様々な効果をもたらします。
その効果については 種々の実証研究によって明らかにされています。
2.「承認カード」の利用者
承認カードの利用者は、主に会社の管理職(上司)、職場リーダーを想定しています。雇用形態にかかわらず1人でも部下を持つ方であれば利用者になります。
しかしながら、承認カードは同僚間でも、あるいは会社組織以外で、親と子供、コーチと選手、チームメンバー間というふうに多くの人々に応用していただけます。
3.「承認カード」の体系と項目一覧
承認カードは効果的に承認が実践・習得できるように、承認を横軸に3分類(存在承認、行動承認、結果承認)し、さらに縦軸に初級、中級、上級というように難易度によってレベル分けしています。
4.「承認カード」の構成
5.「承認カード」商品内容
- 「承認」カード50枚
- 「ご法度」カード3枚
- 「YES・NO」カード3枚
- 解説書1冊
商品付属コンテンツ(商品発送時にメールにてPDFデータでお渡しいたします。)
- 「承認カード」解説書
- 承認力チェックシート(管理職・職場リーダー用、一般社員用、他者)
6.「承認カード」の基本的な使い方
※付属の解説書には、さらに承認力を磨くための階層別・職場別研修などで、ロープレやケーススタディを実施方法も記載されています。また、オリジナルの承認力チェックシートもついています。
7.「承認カード」の特徴とメリット
個人にとって
- 1枚1項目で具体的な承認の言葉がけ(例)が記載されていますので、誰でも意識すれば承認ができます。
カードが分類・体系化されていますので、承認力がステップを踏んで確実に身につきます。 - 項目ごとにカード化しているため、自分が「できている承認」と「できていない承認」とが簡単に分類・自己評価ができ、効率よく承認を習得することができます。
- 上司・部下・同僚にカードを選んでもらうことで、自分の承認力が客観的に把握できます。
- 承認カードは自分の承認力を点数によって可視化できるため、目標をもって承認力を磨くことができます。
- カードになっているため目に見えるところに貼り付けることができます(「目に見える化」)。そのため常に承認の意識を持続させることができます。
会社にとって
- わが社の承認力がどのレベルにあるのか、簡単に診断できます。
- 一般社員に「上司に承認されているか?」でカードを選んでもらえば、管理職や職場リーダーに承認の何が足らないかが把握できます。
- 承認カードによって、わが社の承認力を点数によって見える化できるため、会社としてまたは部門単位で目標をもって承認力向上に取り組むことができます。
- グループワークなどで承認力向上に取り組むことができ、職場が活性化します。(一石二鳥)
- 承認カードによって社内「承認のプロ検定」を実施することができます。社内で定めた点数や基準をクリアできれば、承認のプロ検定合格です。承認のプロを増やしていくことで、会社・組織にとっての効果が得られます。