2023年に注目された人的資本経営について、2024年も多くの動きがあります。
2024年に予定されている法改正では企業規模問わず人的資本経営が前提であるものが多く、中長期の労基法等の改正の検討でも人的資本経営が強く意識されています。個別の開示に関しては、女性活躍関連の制度で制度改定の動きが進む可能性があります。
ほか、国際的な動きも様々に進む可能性があり、現在進行している国際的な規格の様々な位置づけや、GRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)/ISO30414/SASB(サステナビリティ会計基準審査会)等の知識の整理も必要となります。
以上のような動きについて、政策や潮流の解説を行うとともに、それぞれにつながりそうな実例を提示して行う、2024年の実務動向の把握のために必須のセミナーです。
プログラム
- 2023年の人的資本経営の動きのまとめ
- 2024年の動き① 法改正と人的資本経営の必須の関係性
- 2024年の動き② 中長期の労基法改正などの動きと人的資本経営
- 2024年の動き③ 国際的な動向とGRI/ISO30414/SASBなどの整理
こんな先生におすすめ
- 顧問先のコンサルティングを行うにあたり、人的資本経営の実務の全体像をつかんでおきたい
- 人的資本経営の国内外の最新動向を押さえておき、いざというときの提案に活かしたい
- 今後予定されている国内の法制度の動きと人的資本経営との関係を理解し、実務の参考にしたい
- なかなか他では得られない人的資本経営の国際指標の違いと最新情報が知りたい
講師
松井 勇策 (まつい ゆうさく) 氏
フォレストコンサルティング経営人事フォーラム代表 https://forestconsulting1.jpn.org/
情報経営イノベーション専門職大学客員教授(専門領域/人的資本経営・経営人事実務・産業心理等)
東京都社会保険労務士会 先進人事経営検討会議 議長・責任者
(人的資本の国際資格)GRIスタンダード修了認証 ISO30414 リードコンサルタント
社会保険労務士 組織人事コンサルタント 公認心理師
名古屋大学法学部卒業後、株式会社リクルートにて広報・組織人事コンサルティング、のち経営管理部門でメディア企画統括・法務・監査・ITマネジメント等に関わる。
東証一部(当時の名称)上場時には、上場監査や内部整備の事業部責任者を歴任。
2016年、社会保険労務士・公認心理師資格を取得し独立、フォレストコンサルティング経営人事フォーラム開設。
2020年以降、人的資本経営に関する国際・国内の情報を研究。人的資本に関するグローバル資格のGRIスタンダード国際認証・ISO 30414リードコンサルタント/アセッサーを取得。人的資本の導入支援を多数の企業で行っており、人的資本関係のセミナーは聴講者数が延べ1,000名を超える。著書に「人的資本経営と開示実務の教科書」「現代の人事の最新課題」等がある。オンライン検定「人的資本経営BASIC」全面監修