このDVDは労災の手続きについての解説ではなく、「どんな場合に労災になるのか?」といった他では学べない労災の基礎知識を対談形式で解説しているDVDです。
- 強制参加の会社の運動会での事故は業務災害になる?
- 業務終了後、社内で2時間サークル活動した後の帰宅は「通勤」になる?
- テレワーク中に自宅隣のカフェで仕事中のケガ。労災の適用は?
- 「コロナに感染した場合、医療従事者以外ではどんな場合が労災と認定される?
などなど、労災になるのかどうか判断しづらいケースを取り上げて解説しています。
また、法改正についても触れていますので、最新の情報に知識をアップデートすることもできます。
しかも、今回のDVDの目的は、「労災について何も知らない人事担当者でも、必要最低限の知識を得て、いざというとき自信をもって労災の実務に当たれるようになる」ことです。
社会保険労務士の伊丹恵里奈先生を進行役にお迎えしての対談形式になっているため、内容が理解しやすく、初心者が突き当たる疑問点が一つ一つクリアになる構成になっています。
DVD内容
1. そもそも「労災保険」とは
2. 適用の仕組み
(1)「労働者」とは (2)事業の適用単位
3. 保険料の仕組み
(1)申告・納付の仕組み (2)メリット制度とは
4. 労災認定
(1)業務災害 (2)通勤災害 (3)業務上疾病
5. どのような保険給付が行われるのか
(1)保険給付の種別と内容 (2)支給額はどのように決まるのか (3)社会復帰促進等事業とは
6. 労災保険の給付請求を行うにあたっての注意点
7. 労基署において行われる労災認定調査とは
8. 第三者(事故の相手方)の行為による災害(第三者行為災害)の場合
9. 不服申し立て制度
10. その他
(1)労災かくし (2)時効
特典
レジュメのパワーポイントデータを提供
講師
高橋 健氏
たかはし社会保険労務士事務所代表。特定社会保険労務士。
一般社団法人「ともに」代表理事。
1954年千葉県生まれ。
1973年労働省(現厚生労働省)に労働事務官として入省。
以後、労働本省、労働基準局(現労働局)および労働基準監督署にて労災補償分野の業務経験を積み、在職中に社会保険労務士試験合格。労働基準監督署労災課長、労働局労働基準部労災補償課地方労災補償監察官を歴任して2009年に退職する。
退職後は労働保険事務組合において事務長として勤務した後、東京都千代田区にて「たかはし社会保険労務士事務所」を開業(2010年特定社会保険労務士付記)し、現在は在職時の実務経験を生かして労災全般に関する各種相談業務、数多くの労災認定に関するセミナー、労災保険実務講習会等で講師を務めている。
著書『職場のうつと労災認定の仕組み』『労災保険実務講座』『労災保険の審査請求事例と解説』『労災保険実務標準ハンドブック』(日本法令)、『労災認定の考え方と申請のポイント』(労働新聞社)。
インタビュアー
伊丹恵理奈氏
伊丹恵理奈社労士事務所 代表
愛媛県生まれ。大学卒業後、南海放送にアナウンサーとして入社。
瀬戸内海放送に転職後、キャスターとして伝えた「消えた年金問題」や「格差社会」に興味を持ち社会保険労務士の勉強を開始する。
結婚、出産を経て、2012年に合格。翌年、岡山市で開業。
転勤族の妻として、テレワークを駆使し、いかに社労士業務を展開させるかチャレンジ中。
主な業務は、企業研修・セミナー講師、両立支援、助成金申請。
ライフワークはアンガーマネジメントとペップトーク。
「月曜日も土曜日も待ち遠しくなる職場」づくりのサポートを得意としている。