精神疾患、メンタルへルス不調によるうつ病など精神疾患による休職者数が年々増えていますが、御社ではいかがでしょうか?
産業カウンセラーの資格も持った社会保険労務士の小林富佐子先生が、企業の管理職向けに行っている研修内容をそのまま収録!!メンタルヘルス不全の予防法、ストレスの基礎知識、うつ病の基礎知識、休職者の支援と、この1本でメンタルヘルス対策に関する基本知識はすべて網羅しています。管理職向けのメンタルへルス対策研修にお役立ていただける1本です!
特に2017年の改定で、下記の3点を強化しました
- 最新のデータや判例を収録!(2017年時点)
- 管理職向けに、部下のストレスやメンタルヘルスを軽減するコミュニケーション方法を解説!
- 安全配慮義務のひとつ、「不調者への予見可能性」と違反事例について解説!
メンタルへルスの対策は万全ですか?
「メンタルへルス対策」に対し、企業の役割と責任が問われています。
精神疾患、メンタルへルス不調による休職者は年々増えています。下記のグラフは、精神障害等にかかわる労災補償の請求・認定件数と、過労自殺者数の推移になります。
精神障害を発症する労働者の増加
(厚生労働省精神障害の労災補償状況原データより小林富佐子先生が作成)
減らない自殺者数
(警察庁自殺統計原票データより小林富佐子先生が作成)
仕事に関しての強い不安、ストレスを感じている労働者は6割を超える状況にあり、今やメンタルヘルスはどの企業にも起こり得る時代になりました。メンタルへルス対策を講じずに、企業内で過労死や過労自殺が発生してしまった場合、高額の損害賠償責任や甚大な社会的信用を失墜させる可能性が考えられます。さらに、メンタル不調を事前に防げたであろう、と認められた場合、きちんとした対策を講じていなかったら、「安全配慮義務違反」として企業や上司個人が責任を問われることもあります。以下は実際に合った裁判例です。
T社うつ病事件:メンタル不調者への対応における予見可能性に関する事例
約5か月にわたり、法定時間外労働時間数が平均で月69時間54分になる生活が続き、うつ病を発症した女性Sさん。クリニックで受診、診断を受けた後、産業医検診も受け、症状と業務内容の相談をしたが、企業側で改善の措置は取られなかった。症状が悪化し、長期欠勤を経て休職となり、休職期間満了をもって解雇された。
Sさんの自覚症状の変化に気づき、必要な措置を講じる機会があったのにこれをしなかったとし、最高裁でT社の責任が認められた。安全配慮義務違反であるとして、未払い賃金と慰謝料など約2,700万円の支払いを命じた。
社員の「普段の様子」を知っているのは、管理職
メンタルヘルスの対策を行うのは、産業医など専門家だけの仕事ではありません。社員の「普段の様子」を知っているのは、日頃から社員と接し、社員とともに働いている管理職です。厚生労働省が企業の取り組みを示した指針のなかでも、管理監督者(管理職)の役割を重視し、そのための教育を行うよう求めています。大切なのは、管理職が部下の変化に「気付き」、適切な「声掛け」をし、必要であれば専門家につなげる、ということです。会社としてまず、管理職の意識改革に取り組んではいかがでしょうか。
こんな方におすすめです!
- メンタルへルス研修のコンテンツを探している、社員研修ご担当者様
- 部下管理をされている管理職の方
- 企業のメンタルへルス対策に悩まれている経営者の方
セット内容と特徴
大切な社員、部下をメンタル不全から守るために、上司・先輩として何をすればよいのかをご紹介します。ストレスとの向き合い方、またストレスをチームのパワーに変える方法をお伝えし、部下の心の健康状態を見逃さないコミュニケーション方法を紙芝居形式で解説します。
このDVDで取り上げている内容
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3大特典!
★コミュニケーションの取り方を実演を交えて解説
・話の聴き方
・声かけの仕方
・相談の受け方
3つのシーンを紙芝居にしています。
どのようなことに気をつけてコミュニケーションを図るといいのか、分かりやすく解説しています。
★DVDで使用したスライドデータをプレゼント
※研修の際にお使いいただけます。
★研修で使用する資料のデータ付き!
ストレス反応チェックシート、日常生活のストレス要因評価、リハビリ出勤に関する覚書
講師
小林マネジメントサービス代表
特定社会保険労務士、行政書士、産業カウンセラー、ビジネスコーチ
小林 富佐子(こばやし ふさこ)氏
大学卒業後、秘書検定1級を取得し、社長付秘書として5年間勤務。
その後、行政書士、社会保険労務士の資格を取得。
平成13年に独立して小林マネジメントサービス開設。平成16年産業カウンセラー資格を取得し、社団法人産業カウンセラー協会のメンタルヘルス研修講師として活躍。
企業の管理職を対象としたメンタルヘルス研修のほか、各種団体にてコミュニケーションの研修講師としても活躍している。トータルライフ人間学に根ざした人間関係の在り方を織り込んだ研修を得意としている。