「年収の壁・支援強化パッケージ」制度が2025年度末まで、限定的な政策として実施されることになりました。また、2024年10月からは、従業員数51人以上100人以下の企業に社会保険の適用が拡大されます。
対象となる従業員の方々は、そもそも106万円、130万円の壁とは、何かを理解し、自身と世帯で収入と働き方を選択していかなければなりません。企業の実務担当者にとっても、この仕組みをしっかり理解し、「壁」の境界で働く従業員に説明できるようにしておくことが必要です。「壁」に関することだけでなく、税、社会保険までトータルで解説します。
※本配信での配布資料はございません。
受講対象
企業経営者、人事労務の実務担当者、士業等
プログラム
- 103万、106万、130万の収入の壁とは?
- なぜ今、「年収の壁・支援強化パッケージ」なのか?
- 2024年10月~社会保険適用拡大の概要
- 適用拡大の対象で起き得ること
- 収入のシミュレーションと扶養から外れる際の手続き
- 「年収の壁」対応実務のポイント
- 企業、従業員のそれぞれの立場から考えよう
受講者の声
- 企業側の視点、従業員側からの視点から考えられる内容となっていて、導入検討の参考になりました。ありがとうございました。
- 今後の方針を立てる際の参考になりました。
講師
北條 孝枝
株式会社ブレインコンサルティングオフィス 社会保険労務士
メンタルヘルス法務主任者 情報セキュリティマネジメント試験合格者
会計事務所で長年に渡り、給与計算・年末調整業務に従事。また、社会保険労務士として数多くの企業の労務管理に携わる。情報セキュリティについての造詣も深く、近年は実務担当者の目線で、企業のマイナンバー制度や個人情報保護法対応の社内整備や運用の最適化・業務効率化について取り組むとともに、実務に即したマイナンバーや改正個人情報、働き方改革などの企業対応に関する講演も多数行っている。