「就業規則」は、自社で働く従業員に遵守してもらうルールを規定する役割をもつ一方で、万が一、労働トラブルが発生し争いになった場合、相手方との交渉や、裁判所においても、労働契約の内容である労働条件を示す証拠として扱われるため、就業規則にどのような規定されているによって裁判の結果が大きく変わってくることもある極めて重要なものです。
「就業規則」を扱う人事担当者にとっては、こういったリスクをあらかじめ知っておくことが極めて重要と言えるでしょう。
この講座では、人事担当者や社労士のバイブル的書籍である『就業規則の法律実務(中央経済社)』(石嵜信憲弁護士編著)の第2版までの執筆のメインメンバーであった弁護士・義経百合子(よしつね ゆりこ)先生に、法的実務の見地から、労働トラブルを回避するための「就業規則作成」のポイントを基礎から解説頂いております。
就業規則の各章について、法令との関連、トラブル解決に役立つ法的紛争までを念頭に置いた戦略的な規則・規定作りのポイントが約11時間の講義でしっかり学んでいただくことが出来ます。
※本講座は社会保険労務士向けの講座ですが、人事担当者や勤務社労士の方にもお役立ていただる内容です。
この講座は、こういった方におススメです!
- 就業規則全体の基礎知識を身に着けたい方
- リスクを徹底的に回避する就業規則の作成スキルをしっかり身につけたい方
- 就業規則(本則、賃金規程、パートタイム・契約社員就業規則)の全体像を一通り学びたい方
- 社内で就業規則作成の担当を担っている方
この講座の特徴
- 人事担当者や社労士のバイブル的書籍である『就業規則の法律実務(中央経済社)』(石嵜信憲弁護士編著)の第2版までの執筆のメインメンバーであった義経百合子(よしつね ゆりこ)先生に、法律実務的見地からの規則、規定の仕方についてしっかり解説頂いた約11時間の動画です。
- 就業規則の章立てに即し、法令との関連、トラブル解決に役立つ、法的紛争まで念頭に置いた戦略的な規則・規定作りのポイントを解説頂きます。
- 実際に起きた労務トラブルや裁判例などを交えつつ解説しますので、「なぜ、そう定めるのか」が明確になります。
- 実務上多い質問事項なども解説に加えております。
同講座に参加された受講者の声(アンケートより一部抜粋)
- 法的な根拠もしっかり提示していただいたので、実務で具体的な事案に対面した時の貴重に判断基準になります
- 実務的なので今持っている就業規則のひな型に即反映できるのがうれしいです!
- 様々な事例を交えながら解説頂いたので「なぜこう定めるのか」が明確になりました。
- 恥ずかしながら、今まで間違えて理解していた部分があり、参加できて本当に良かったと思います。
- 弁護士の視点での就業規則に関する話は非常に参考になります。お話しいただいた事例などもどんどん使わせていただきたいとおもいます。
- お話が非常に分かりやすく、実務に関する突然の質問でも(義経先生は)的確に応えて頂き、素晴らしいと思いました。
- これからの業務においてこの講座が柱になりそうです・・・
講座内容
第1回(再生時間:5時間9分) |
|
第2回目(再生時間:5時間2分) |
|
講師
弁護士 義経 百合子(よしつね ゆりこ)先生
片岡総合法律事務所
早稲田大学 政治経済学部経済学科 卒業
[著書]
就業規則の法律実務(第二版) (中央経済社 共著)、人事労務の法律と実務 (厚有出版 共著)、管理職活用の法律実務 (中央経済社 共著)、副業制度の導入と運用の実務(中央経済社 編著)