厚生労働省から、「令和4年 民間主要企業夏季一時金妥結状況」が公表されました(令和4年9月9日公表)。
同省では、労使交渉の実情を把握するため、民間主要企業の夏季一時金妥結状況を、毎年集計しています。
令和4年においては、資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上の労働組合のある企業381社の妥結状況が集計されています。
その集計結果のポイントは、次のとおりです。
●平均妥結額は83万2,340円で、昨年と比較して58,708円(7.59%)の増
●平均要求額は86万9,956円で、昨年と比較して61,120円(7.56%)の増
平均妥結額については、昨年と比べると大幅に増加しましたが、コロナ禍前の令和元年の84万5,453円には届いていない状況です。
なお、同年の8月5日に公表された経団連の「2022年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結状況(加重平均)〔最終集計〕」においても同じような傾向でした。。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和4年 民間主要企業夏季一時金妥結状況を公表します(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27853.html
〔確認〕2022年夏季賞与・一時金 大手企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】(経団連)
http://www.keidanren.or.jp/policy/2022/074.pdf