経団連(日本経済団体連合)から、「2022年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況〔了承・妥結含〕(加重平均)」が公表されました(令和4年(2022年)5月20日公表)。
これは、大手企業の2022年春闘妥結状況の第1回集計です。
定期昇給を含む月例賃金の引き上げ額は、平均(回答81社)で7,430円、賃上げ率(アップ率)は2.27%でした。
賃上げ率についてみてみると、建設で3.76%、鉄鋼で2.98%となるなど大幅に回復をみせた業種がありました。
その一方、14業種中6業種では1%台にとどまり、特に、商業と貨物輸送の2業種では前年の引き上げ率を下回っています。
このように業種によって差が出ている結果に懸念する声もあがっています。
最終集計は、今後公表される予定です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2022年春季労使交渉・大手企業業種別回答状況[了承・妥結含](加重平均)>
http://www.keidanren.or.jp/policy/2022/051.pdf