連合(日本労働組合総連合会)から、「2024春季生活闘争 まとめ」が公表されました(令和6年7月19日公表)。
まずは、令和6年の春闘が評価されていますが、「全体的な受け止め」は次のとおりです。
〇2024春季生活闘争では、連合が賃上げに改めて取り組んだ2014年以降では最も高く、1991年以来となる定昇込み5%台の賃上げが実現した。定昇除く賃上げ分は過年度物価上昇率を上回った。デフレマインドを払しょくし、わが国経済社会のステージ転換をはかる正念場であるとの時代認識を労使で共有するとともに、物価高による家計への影響、人手不足による現場の負担増などを踏まえ、産業・企業、さらには日本経済の成長につながる「人への投資」の重要性について、中長期的視点を持って粘り強く真摯に交渉し、主体的に大きな流れを作った結果と言える。ステージ転換に向けた大きな一歩として受け止める。
このまとめでは、こうした結果に結びついた主な要因について、マクロレベルの視点から整理したうえで、今後の課題を指摘しています。
連合では、このまとめを踏まえ、引き続き、2025春季生活闘争の方針策定に向けた議論を進めていくということです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<「2024春季生活闘争 まとめ」を掲載しました(2024春闘)>
https://www.jtuc-rengo.or.jp/activity/roudou/shuntou/2024/houshin/data/matome20240719.pdf?3300