令和5年9月28日、岸田総理は、都内で中小トラック事業者の視察を行った後、車座対話を行い、その後、その日の車座対話等について会見を行いました。
会見のポイントは次のとおりです。
●車座対話の中で、2024年問題を始めとする直面する様々な課題、あるいは日々の作業の中で感じておられる様々な苦労や問題点などについて、具体的にお話を聞かせていただいた。
●この2024年問題については、本年6月に、政府として政策パッケージを取りまとめたところだが、これをスピード感を持って実行していかなければならない。
そこで来週に関係閣僚会議を開催し、荷役作業の自動化・機械化、倉庫の脱炭素化、EV(電動車)トラックの導入の推進、また再配達率の半減に向けたインセンティブの付与、また、トラックの大型化等によるモーダルシフト、あるいは自動運転の促進、こういったことなどを緊急的に取り組むべき対策として具体化して、物流革新緊急パッケージを取りまとめたい。
●このパッケージを取りまとめた上で、来月に向けてまとめる経済対策に、その内容を盛り込んでいきたいと考えている。
●これと併せて、制度改正に向けた構造的な対策として、賃上げ原資の確保のための適正な運賃の収受などに向けて、次期通常国会での法制化も進めていきたいと考えている。
今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<中小トラック事業者との車座対話等についての会見>
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0928kaiken.html