総務省統計局から、「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-(令和4年9月18日)」が公表されました。
これは、「敬老の日(9月19日)」を迎えるに当たって、統計からみた我が国の65歳以上の高齢者のすがたについて取りまとめられたものです。
各種の統計調査の結果が紹介されていますが、主要なものは次のとおりです。
●高齢者の人口(人口推計 2022年9月15日現在)
・総人口が減少する中で、高齢者人口は3,627万人と過去最多
・総人口に占める割合は29.1%と過去最高
・日本の高齢者人口の割合は、世界で最高(200の国・地域中)
●高齢者の就業(労働力調査)
・高齢就業者数は、18年連続で増加し、909万人と過去最多
・高齢者の就業率は25.1%で前年と同率、65~69歳は初めて50%超え
・就業者総数に占める高齢就業者の割合は、前年と同率の13.5%で、過去最高
・高齢就業者は、「卸売業,小売業」や「農業,林業」などで多い
・高齢の非正規の職員・従業員は10年前に比べ225万人増加し、その割合は6.3ポイント上昇
・非正規の職員・従業員についた主な理由は、男女とも「自分の都合のよい時間に働きたいから」が最多
・日本の高齢者の就業率は、主要国の中でも高い水準
・高齢就業者数は2021年8月から2022年5月まで減少傾向で推移
令和4年9月15日現在において、総人口に占める高齢者(65歳以上の方)の割合は、過去最高の「29.1%」となっています。
各企業においては、高齢者の就業環境を整備していくことが不可欠といわれていますが、このような統計調査の結果を見ると、その重要性を再認識させられますね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-(令和4年9月18日)>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei02_01000016.html