厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果速報」が公表されました(令和4年4月5日公表)。
これによると、労働者1人あたりの平均賃金を示す現金給与総額は、前年同月比1.2%増の26万9,142円となり、2か月連続で前年同月を上回りました。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、前年同月は東京都や大阪府などで緊急事態宣言が発令されており、現金給与総額が大きく減少していた反動が表れた形になっています。
なお、物価変動の影響を差し引いた実質賃金は、前年同月比0.0%で増減なし。
現金給与総額の前年同月比は増加幅が拡大しましたが、消費者物価指数の上昇で相殺された形になっています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<毎月勤労統計調査 令和4年2月分結果速報等>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r04/2202p/2202p.html