国立社会保障・人口問題研究所から、令和2年度社会保障費用統計が公表されました(令和4年8月30日公表)。令和2年度(2020年度)における集計結果のポイントは次のとおりです。
●社会保障給付費(ILO基準)の総額は、132兆2,211億円(過去最高を更新)。
前年度と比べ8兆2,967億円、6.7%の増加。
●1人当たりの社会保障給付費は、104万8,200円。
前年度と比べ6万5,900円、6.7%の増加。
●部門別社会保障給付費の項目
「医療」42兆7,193億円、「年金」55兆6,336億円、「福祉その他」33兆8,682億円。
前年度からの増加額は、「医療」1兆9,951億円(4.9%増)、「年金」1,815億円(0.3%増)、「福祉その他」6兆1,201億円(22.1%増)。
社会保障給付費のうち、「福祉その他(介護、生活保護、雇用など)」の対前年比伸び率が高かったことが特徴となっています。雇用調整助成金の増加(前年度から大幅に増加し2兆9,798億円)などが要因とされています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和2年度 社会保障費用統計(令和4年8月30日公表)>
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