令和6年12月27日、「令和7年度予算政府案」が閣議決定されました。
一般会計の総額は、令和6年度当初予算比で2兆9,698億円増の「115兆5,415億円」となり、過去最大を更新しました。
社会保障関係費や防衛費、国債の利払いや返済に充てる国債費が膨らみ歳出拡大が続いています。
社会保障費については、前年度比5,585億円増の38兆2,778億円。
経済・物価動向等に適切に配慮しつつ、実質的な伸びを高齢化による増加分におさめるとの方針に沿った姿を実現したものとされています。
なお、厚生労働省の予算案も公表されましたが、これをみると、「全世代型社会保障の実現に向けた保健・医療・介護の構築」、「持続的・構造的な賃上げに向けた三位一体の労働市場改革の推進と多様な人材の活躍促進」、「一人一人が生きがいや役割を持つ包摂的な社会の実現」が、主要施策とされています。
どのような形で具体化されるのか、今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<財務省:令和7年度予算政府案が閣議決定されました>
https://www.mof.go.jp/policy/budget/budger_workflow/budget/fy2025/seifuan2025/index.html
<厚労省:令和7年度厚生労働省所管予算案関係>
https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/25syokanyosan/index.html