【専門家コラム】仕事と介護の両立支援コラム第27回 「介護のある生活」実際の事例①80代の親を50代の娘が在宅介護<後編>

公開日:2024年9月4日

仕事と介護の両立支援コラム第27

「介護のある生活」実際の事例①80代の親を50代の娘が在宅介護<後編>


<一般社団法人日本顧問介護士協会 代表理事 石間洋美>

 

今回は、認知症で要介護3となった80代の親を、常勤で仕事をする50代の娘が在宅介護している事例<前編>に対し、私たち顧問介護士協会がどのようなアドバイス・提案を行ったのかをご紹介します。

 

80代の親を50代の娘が在宅介護するケース

【事例】
相談者(介護者):50代の女性(娘様)
被介護者:母親、80代、要介護3、認知症あり
家族構成:両親と娘様の3人暮らし。娘様は常勤(9時~18時、土日祝休み)でお仕事をしている

 

2年前に母親が認知症の診断を受けてい以来、病状は進行し、要介護3の認定を受けた80代母親の介護。

母親の性格上、デイサービスの利用は難しかったが、3か月ほど通い、ようやくデイサービスへ行くことに慣れてきたころ、風邪をこじらせ1か月入院。

退院後、デイサービスを嫌がるように、ついに通っていた事業所から「対応が難しい」との話が出てしまった。

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プロフィール

石間洋美
一般社団法人日本顧問介護士協会(https://www.komonkaigo.jp)代表理事 

静岡福祉医療専門学校医療福祉情報科卒業後、介護施設にて介護に携わる一方、介護事務業務、相談業務、マネジメント業務、管理業務も経験。医療福祉接遇インストラクターの資格も取得し、お客様満足度向上のための研修講師も務める。2020年4月に一般社団法人日本顧問介護士協会を立ち上げ、「介護で困る人と困る量を圧倒的に少なくする!」を目標に掲げ活動している。

 

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