厚生労働省から、令和6年7月23日に開催された「第165回 労働政策審議会安全衛生分科会」の資料が公表されました。今回の議題は、「⑴ 陸上貨物運送事業労働災害防止規程変更案要綱について(諮問)」、「⑵ 注文者等による安全上の指示について」、「⑶ 個人事業者等に対する安全衛生対策について(その5)」などです。
□ ⑴について
陸上貨物運送事業労働災害防止規程は、陸上貨物運送業における労働災害の防止に寄与することを目的として、昭和41年に陸上貨物運送事業労働災害防止協会(以下「陸災防」という。)が制定し、労働大臣が認可したものです。
今回、その変更案要綱が示されましたが、その内容は、荷役作業における墜落、転落災害防止をはじめとする労働安全衛生関係法令、ガイドライン等の改正を踏まえ、陸災防会員に対し、労働災害の防止をより確実なものとするために変更を行うものとなっています。
□ ⑵⑶について
「個人事業者等に対する安全衛生対策のあり方に関する検討会報告書」を踏まえた検討が進められています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<第165回 労働政策審議会安全衛生分科会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41676.html