厚生労働省から、「人口動態統計速報(令和5年12月分)」が公表されました(令和6年2月27日公表)。
通常であれば、特に話題になることはない統計速報ですが、最近では非常に注目されています。
これによると、令和5年1月~12月の出生数は75万8,631人となり、統計開始以来初めて80万人を割った令4年よりさらに減少し、過去最低を更新しました。
減少は8年連続で、少子化に歯止めがかかっていない状況が改めて浮き彫りになりました。
政府は、令和6年2月16日に、こども未来戦略(令和5年12月22日閣議決定)の「加速化プラン」に盛り込まれた施策を着実に実行するための「子ども・子育て支援法等の一部を改正する法律案」を国会に提出したところですが、その実効性を十分に議論して、効果的な施策を講じて欲しいですね。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<人口動態統計速報(令和5年12月分)>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/s2023/12.html