「雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案」について、令和5年11月10日から、パブリックコメントによる意見募集が開始されています。
この改正省令案は、「デフレ完全脱却のための総合経済対策」(令和5年11月2日閣議決定)を受けて、雇用保険法に基づく各種助成金について、制度の新設や見直し等を行おうとするものです。
対象となる助成金は、次のとおり。
1. 産業雇用安定助成金
(産業連携人材確保等支援コース(仮称)の新設、事業再構築支援コースの廃止)
2. 両立支援等助成金
(出生時両立支援コース助成金の見直し、育児休業等支援コース助成金の見直し、育休中等業務代替支援コース助成金(仮称)の新設)
3. キャリアアップ助成金
(正社員化コース助成金の見直し)
この改正省令案は、令和5年12月上旬に公布され、公布日(2.については令和6年1月1日)から施行される予定となっています。
なお、令和5年度補正予算が成立した場合に、当該予算の成立に合わせて早急に公布・施行する必要があるため、「30日以上の意見提出期間を定めることができないやむをえない理由があるとき」として、意見募集期間は、令和5年11月10日から同年11月16日〔17日0時0分〕までの7日間に短縮されています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<雇用保険法施行規則の一部を改正する省令案に関する御意見の募集について>
https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495230231&Mode=0