厚生労働省の「建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会」は、令和4年11月9日、建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策に関する報告書をとりまとめ、公表しました。
石綿等が使用されている建築物、船舶、工作物の老朽化による解体等の工事は、今後も増加することが予想されており、現在の技術的知見等も踏まえて、一層の石綿ばく露防止対策等の充実が求められています。
こうした状況の中、この検討会では、建築物、船舶に対する石綿事前調査に加え、工作物に関する石綿事前調査についても、その適切な実施を確保するため、調査を実施する者は一定の知識等を有する者でなければならないとすることや、付与すべき知識の内容等について、検討を重ね、その結果を報告書にまとめました。
厚生労働省としては、この報告書を受けて、速やかに労働安全衛生法に基づく石綿障害予防規則の改正を進める方針だということです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<令和4年度「建築物の解体・改修等における石綿ばく露防止対策等検討会」の報告書を公表します>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29077.html
2022/11/10