令和5年1月20日、岸田総理は、「新型コロナウイルス感染症の5類への見直しに向けた議論についての会見」を開きました。
概要は、次のとおりです。
●新型コロナの感染症法上の位置付けについて、令和4年11月以降、専門家に新型コロナの見直しに向けた議論の深掘りをお願いし、このウイルスの病原性、感染力の評価等を行っていただいている。そして先週には、専門家有志から新型コロナの感染症法上の位置付けに関する考え方も示していただいた。
●これらを踏まえて、先ほどの会議において、原則として、この春に、新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方向で専門家に議論していただきたいということを確認した。
●感染症法上の位置付けの変更に伴い、患者や濃厚接触者の外出自粛について見直すことになる。医療提供体制や、現在講じている公費支援についても、具体的な検討を進めていく。
●これらを含め、ウィズコロナの取組を更に進め、平時の日本を取り戻していくために、これまでの様々な政策・措置の対応について、段階的に移行することとし、具体的な検討・調整を進めていく。また、一般的なマスク着用の考え方などの感染対策の在り方についても見直していくことになる。
●ワクチンについては、類型の見直しに関わらず、予防接種法に基づいて実施する。まずは、現在、実施しているものについて、多くの皆さんに接種をお願いしたい。
今後の接種の在り方についても検討を進めており、結論を得ていく。
新型コロナについて、現在の2類相当から、季節性インフルインザと同じ5類に引き下げる議論が本格化するということで、今後の動向に注目です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<新型コロナウイルス感染症の5類への見直しに向けた議論についての会見>
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/0120kaiken.html