厚生労働省から、「毎月勤労統計調査 令和5年4月分結果速報」が公表されました(令和5年6月6日公表)。
これによると、労働者1人あたりの平均賃金を示す現金給与総額は、前年同月比1.0%増の28万5,176円となり、16か月連続で前年同月を上回りました。
一方、現金給与総額(名目賃金)に物価の変動を反映させた実質賃金は、前年同月比3.0%の減少となりました。
実質賃金が、前年同月比でマイナスとなるのは、13か月連続となっており、物価の上昇に賃金の伸びが追い付かない状況が続いています。
厚生労働省では、春闘での賃上げの動きが、今後の調査結果にどのような影響を及ぼすかを注視しているということです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<毎月勤労統計調査-令和5年4月分結果速報>
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r05/2304p/2304p.html