経団連(日本経済団体連合会)から、「2024年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】」が公表されています(令和6年8月30日公表)。
この調査は、地方別経済団体の協力により、従業員数500人未満の17業種754社を対象に実施。そのうち、集計可能な389社の結果をまとめたものとなっています。
中小企業といっても、ある程度の規模の企業が調査対象となっていますが、これによると、定期昇給を含む賃金の引き上げ額は、平均で10,712円(前年の同調査8,012円)、賃上げ率は4.01%(前年の同調査3.00%)でした。
昨年よりも額・率ともに大幅に増加しました。
しかし、先に公表された「2024年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】」(引き上げ額19,210円、賃上げ率は5.58%)と比べると、賃上げ率でも1.5%余りの差があります。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<2024年春季労使交渉・中小企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】>
https://www.keidanren.or.jp/policy/2024/058.pdf
〔確認〕2024年春季労使交渉・大手企業業種別妥結結果(加重平均)【最終集計】