HOME 人事労務トピックス 労働法 精神障害の認定基準にパワハラに関連する出来事を明記する方針(労政審の労災保険部会)

精神障害の認定基準にパワハラに関連する出来事を明記する方針(労政審の労災保険部会)

厚生労働省から、令和元年(2019年)11月15日に開催された「第80回    労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会」の資料が公表されました。
今回の議題で注目を集めているのは、「脳・心臓疾患、精神障害の認定基準」についてです。
それぞれの認定基準について、次のような報告がされています。 
●脳・心臓疾患の労災認定基準
  脳・心臓疾患の認定基準については、平成13年度以降改定していないことから、本年度までに収集した医学的知見等を踏まえ、令和2年度に有識者検討会において、認定基準全般の検討を行う予定。
●精神障害の労災認定基準
  精神障害の認定基準については、パワーハラスメントに関連する出来事に関し、パワーハラスメント対策の法制化を踏まえ、本年度中に有識者検討会を設置し、検討する方向で調整中。
さらに、最新の医学的知見を収集した上で、有識者検討会において、認定基準全般の検討を行う予定。
パワーハラスメントについては、防止措置の義務化が、令和2年(2020年)6月までに大企業においてスタートすることになっていますが、労災認定の項目も設けることで、認定件数を明確にし、防止の取り組みを進める狙いもあるようです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
他に、複数就業者への労災保険給付についての資料も提出されています。    
<第80回    労働政策審議会労働条件分科会労災保険部会/資料>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07896.html